痔ろう解消マニュアル-痔ろうって再発するの?





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痔ろうの手術後の再発率は、痔ろうがどれだけ複雑であったかということと、手術方法の二つによって決まります。

「痔ろうの複雑度」は再発率に影響する原因のひとつです。

浅い『単純痔ろう』は簡単にすぐ治り、複雑で深い『IV型痔ろう』は再発率が高くなっています。

もうひとつの原因は、「術式」です。

再発率が一番低いのは切開開放術で、その次がシートン法(ゴム輪法)です。

反面、括約筋温存術(くりぬき法)は、ほかの術式と比べると再発率は非常に高くなります。

ほとんどの病気については、医師や研究者による「治療ガイドライン」というものがあります。

ガイドラインを参照しながら病気の治療をすれば、一定水準の成績を保てます。

大腸がんには「大腸がん治療ガイドライン」を見て治療するなど、治療の標準化が図られています。

しかし痔ろうに対しての治療のアプローチは、肛門科専門病院の方針によってかなり違います。

日本国内だけでなく世界各国の間においても統一されていません。

痔ろうのほぼ全てをシートン法や括約筋温存術で治療する医師がいる一方で、痔ろうに対してはほとんど切開開放術を施す医師もいます。

治療方針が標準化されるよう、大腸肛門科専門の学会では毎年に議論にかけられているのですが、なかなか結論が出るまでには時間がかかりそうです。



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